CCMCメンバーのK氏が中部財界社より出版の『中部財界』に『クルマ事情』と題した記事を連載しています。その題名の通り、クルマに関して毎月様々な情報や感想が述べられています。是時ご一読下さい。
中部財界 2月号掲載 クルマ事情
BMW 320iセダン ハイラインパッケージ
実用的なエレガントな車
BMW320iハイラインパッケージ』について書きたい。2000㏄のセダンであるパッケージは値段のわりに装備が良い。本革シートでもオプション価格が35万円。
スタイリングが洗練されている3シリーズはスマートに街乗りできるクルマであり、かつ燃費が良い。市内でなら10㎞は走るし、小さいわりに後部座席も結構広く使える。トランクも広い。 日本では右ハンドルしか設定はないから気軽に乗れる外車である。故障も最近は少なくなっている。
「ベンツCクラス」などとは比較にならない程質感があり、全体に固い感じがある。これは各人の好みの問題だが、わたしは好きだ。距離を乗っても、年数がたってもこの様なフィーリング は変わらない。
国産車で比較するなら「レクサスIS250」か「マークX」くらいではないだろうか。BMW320セダンは新車で6速ATで445万円。この価格で10年所有しても十分納得の出来ると思う。エンジンは直列四気筒で最高出力は170馬力である。これではパワー不足ではと思うが、案外と十分な加速と過激な走りが得られる。180㎞もすんなり出るので、サーキットでも十分にスポーツ走行が出来るし、腕に自信のあるドライバーならばコーナリングスピードも結構な早さで抜けて行く事が出来る。
エンジンもバリアブルカムシャフトコントロールが色々な回転域でトルクの状態を均一に維持し、素晴らしいエンジン回転感覚を与えてくれる。エンジン軽量のためにはクランクケース等アルミニュウム合金を採用している。
外車の2000㏄の加速とは思えないほど加速に重さを感じない。さすがに高速域での追い越し加速は所詮は2000㏄であることは否めないが、クルマ好きが乗っても納得する。 またお年寄りが乗っても疲れないはずであり、若者が乗っても似合うクルマだと思う。
このハイラインパッケージにはオプションの「Mスポーツパッケージ」があるが、Mスポーツパッケージをつけるとシートがスポーツシートとなり、サイドが張り出すタイプがついてくる。 これは、スポーツ性においては非常に良いのだが、320シリーズはクルマが小さいだけに乗り降りに不便さを感じるだろう。また小さいクルマだけに、身体が大きないユーザーなら標準タイプのシートの方がゆったりと乗れるはずである。
これが5シリーズや7シリーズだとクルマ全体が大きくなるので、別の話になる。
結論は、小さいクルマだけれど街中での乗り回しが良く、非常にバランスの良いクルマだ、ということである。
(CCMC所属 K)
