CCMCメンバーのKさんが中部財界社より出版の『中部財界』に『クルマ事情』と題した記事を連載しています。その題名の通り、クルマに関して毎月様々な情報や感想が述べられています。是時ご一読下さい。
中部財界 6月号掲載 クルマ事情
レクサスの人気度 (2 )
レクサスに「LF-A」というスーパースポーツカーがある。
販売金額は3000万円強とも言われ、日本国内ではかなり高い価格だ。
性能はもちろん国産車であるが故に品質も間違いないと思うが、価格が「いかがなものか」と考えてしまう。
フェラーリやポルシェの限定車と同様に「限定」という形で予約販売をしているが、日本のクルマがこの様に高額でしか購入出来ないのはわたしは何か納得で出来ない気がするのである。
開発費がかかりすぎているにしろ、理由はどうあれ海外メーカーの高額スポーツカーと同等な金額だ。この景気の悪い時代にこれほど高額なクルマを予約を入れてまで購入するひとがいること事態が信じがたい。
私だったら“ブランド”と“歴史”を取る。
同じ金額を出すのなら、フェラーリやポルシェを買うだろう。この2車種を経験してみたいと考えるのが常識だし価値感の問題からいっても妥当だと思う。
決して価格だけで判断するつもりはないが、これだけの金額を出してでも「LF-A」に乗りたいという方達にとっては、これが彼らの価値感なのでしょう。
前回も書いたように、レクサスのブランド力で一番重要なポイントは「中古車になった時に価格がどうなるか」である。
LSもGSも新車は高額車両である。1年、2年乗って下取りや査定をした時にユーザーが納得する金額が出るかどうかだ。
現実をみるとレクサスの中古車はかなり厳しい値段が出ている。レクサス店であっても2年程乗ったのちの査定価格は非常に厳しい数字が出るはずである。
あくまで個人的な意見だが、ブランド力を高めたいと考えるならば、中古相場の高値買い支えも必要なのではないか。レクサスのユーザーもより安心できるはずだ。
当初メーカーはレクサスの拡販の為に他メーカーの外車を高値査定して、新規購入者に絞り込んだ新車拡販運動をしたようだが、それだけの資金を投入するならば、最初から値引きをして相場の安定性を図ったほうがよかったのではないだろうか。
何度でもいうが、中古車の高値買い支えをすればレクサスブランドも自然に確立されると思う。新車にしろ中古車にしろ「買うお客様」と「売るお客様」がいるという意識が大切。
つまりレクサスの中古車が出てきたら長期在庫にならず、すぐに再販出来る体制を構築するということだ。
今後のレクサスの活躍を期待したい。
(CCMC所属 K)
